Safinàの陶芸作品は、作品づくりに必要な高度な技量と作品の美の追求によって価値を見出しています。作品の制作では次の工程が重要とされています。
Ceramica-陶器
ヨーロッパ各地から厳選した粘土を使い、工房の地下にある低温多湿の蔵で寝かされています。粘土が乾かぬよう制作時にのみ職人が取り出し、作品の大きさに合わせて形作っていきます。
Disegni-描写
形作られた作品はさまざまな小さな道具を使い、職人の手で数ミリ刻みの繊細な描写が刻まれていきます。
Al forno-素焼き
次に約1200℃ の窯で素焼きを行います。小さな陶芸作品はより慎重な焼きの調整を行うため手間と技術を要します。素焼き後は職人がやすりで細かく削り作品の表面を仕上げていきます。
Colori-色塗り
職人は極細筆を巧みに扱い色塗りを行います。そして窯入れを何度も行ない、求める色調の着色効果を得るために様々な色塗り作業を進行します。季節や天候により気温や湿度が日々異なるため、常に職人はこの地で培った熟練の技術と経験を駆使し、さらに感覚を研ぎ澄まして一つ一つの芸術作品を生み出していきます。
Scatola-贈答箱
作品を包む小さくやわらかな色合いの贈答箱や、最後の組み立てで挿入される小冊子はSafinàの魅力をより引き立ててくれます。贈答箱の中心に描かれるSafinàの象徴は、Safinàの起源であるSafini民族の矢じりを表しています。